2024.05.31
e-ラーニング〝StoneStackr〟
IT未経験者の教育について
gigifortではIT未経験者が現場で働けるように支援をする為に、「教育」という課題に常に向き合っています。 どこの企業でも教育というのは課題になっていると思いますが、今回は教育の中でも開発技術にフォーカスして考えてみたいと思います。 プログラミングを学習したいというIT未経験のフリーランス向けに〝StoneStackr〟を採用致しました。 この「e-ラーニングシステム」で、IT未経験者がどれくらいの技術向上ができるか挑戦してみたいと思います。 今後、研修日記というコラムで進捗を報告していきます!
StoneStackrを採用した経緯
〝StoneStackr〟はIT未経験の人が、現場で即戦力として活躍できるように、システム会社によって独自開発された教育メソッドに基づく「e-ランニング」です。 e-ランニングとして学習を進める段取りとして、座学からスタートするのではなく、「問題提起」からスタートしている所に共感を致しました。「問題提起」から学習を始める事で、学習者がその問題を解決する為に必要な情報を自分で集めなければいけない為、問題意識を持って学習をする事ができるという事が採用の決め手になりました。
身につけて欲しい技術について
学校で勉強をするというのは、自分がお金を支払っているので、自分がお客様です。 現場で仕事をするという事は、お金を頂いて、技術を提供する立場なので、自分はお客様では無いです。 SES業界では「IT未経験 可」という案件は確かにあります。 現場で丁寧にOJTをしてくれる現場もありますが、「何も教えてくれない!」という現場も往々にしてあります。 現場では丁寧に答えを教えてくれるという事は本当に少ないと思います。 「ぶつかった問題に対して、いかに自分で解決できるか?」この問題解決能力を身につける事ができるかどうか?が、一番初めの壁になると思います。
StoneStackrは問題解決能力を育てる
ご説明した通り、開発の現場では手取り足取り教えて貰える現場というのは、あまり多く無いと思います。 現場のリーダーから頂いたタスクに対して、自分で実装して確認をして提出をする。わからない事は情報を整理して上司に確認をする。という手順です。 そのような中、わからないままにして、時間だけが経過している人が多く見られます。 必要な事は課題を明確にして、自分がどのように対応(調べて)、その上で教えて欲しいという事をきちんと伝える事ができる能力なんだと思います。 問題解決能力を育てる為に〝StoneStackr〟は以下のような仕組みになっています。
- 学習のスケジュールを自分で計画をし、進捗に対して修正をしていく形になっています。
- 学習の進捗が可視化されているので、管理者は学習者の習熟度合いを確認する事ができる
- アウトプット主体の学習ツールになっている為、学習者が手を動かしながら学習する事ができる。
- 課題の他に講座があり、必要な情報は提供されていますが、課題に対しての答えは課題を提出する事でしか答えを確認する事ができない。